「2005坂内2DAYS ENDURO」


2005年 坂内2days

この秋も我々は坂内にやってきた。

発電機等を積んだT原パジェロに続き、
マシンに加え建設資材一式を積んだホーミーバン(レンタカー)
到着からピット、パドック設営は、例年通り順調に進んでいく。

当初、マシン調達のメドがつかず、N田の@4万円セローで話は進みかけていたが、
CRF250Xを新規購入していたS木氏よりXR250貸与の申し出が有り、
昨年も使用したHIDを搭載、眩しいと不評だったストーンガードも小型化、
はるか九州福岡のT宮氏より送ってもらった前後ホイール
(Fホイールは年式違いで使えなかったが)をスタンバイ
性能、完成度共に申し分ない出来栄えである。

今年のスーパー装備は、Y城氏の手によりついに完成した
「自動計測装置」!!
早速ビーコンをXRのテールバッグ内に取り付け、パソコン起動、
各員調整に余念がない。

いよいよスタート。
そして雨が降り出す。果てしない雨との戦いの序章であった。

今年の顔ぶれは…

S木、例年通りの安定した走りに変わりはない。
しかし持病であった肩の具合が良くなく、ドーピングしてのトライとなる。

T邊、久しぶりの参戦だが、元々林道野郎で坂内は得意なステージ。
しかし終盤の走行で転倒、肘の肉がポロリともげ、救急隊員兼任の
S風により即時修繕 → 即刻病院送り → ゴール時刻には現場復帰
と慌しい経過であった。

N田、相変わらずのマイペース走行。
ヘルメットに付けたシャア専用ムービーカメラによる動画撮影を企んだが、雨と暗闇にあえなく断念…

T原、今年はすこぶる調子がよい。XT250Tでの昔の走りを思い出したか?

HS川、相変わらずのダイナミックな走りが健在。皆のタイムを引張り上げてくれる。

栗T、夜に強い男は今年も健在。深夜しかも雨のコース上はマシンも少ない。孤軍奮闘。

K山、一番雨の酷いときに出走。顔面に叩きつける雨もものともせず、周回を重ねる。


撮影班にとっても、最悪のコンディションであった。
しかし、ずぶ濡れになりながらも、合羽姿のY本、S風が愛機片手に果敢にもフィールドへ。

パドック風景。
降り続く氷雨のため、各員とも外へ出られず、パドック内は常に満員。
しかし、今年はK森別宅よりお借りしたストーブが強い味方となった。
もともと密封のよいパドック構造に加えての強力な暖房、しかもお湯が沸く。
汚れた手でも食べられる握り飯が常に補充され、暖かい味噌汁やスープが
冷えた身体を温めてくれる。

Y城氏は自動計測の動作状況確認に余念がない。
昨年、24H直前に不慮の入院となったS田、自力で歩けるまでに回復したが、
まだチタン強化の足元はおぼつかない。それでもこの地へ来るのは執念と言えようか。

そして雨の中、いよいよゴール。
ライダーもサポート員もずぶ濡れになりながら慌しく撤収作業を行なう。
最後には無情にもダム放流のサイレンが。
蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う参加者たち…

今年の周回数は135周でクラス7位、極悪コンディションの中まずまずの成績であろう。
他チームに目を移すと、沖縄さんのチームが賞点外ではあるものの脅威の週回数。
また、あとで知ることとなるが某巨大掲示板のコテハン連チームが上位に名を連ねていた。

***

各位本当にお疲れさまでした!
次は2006年、果たして参戦は叶うであろうか…?
to be continued...

(記:N田)


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