このページではレース当日の模様をお伝えします。

 本来であれば、このネタメモをベースに編集・校正を行うのですが、今回は余力が無いのでダラダラと行かせて頂きます。
 ・・・の前に、今回は写真を全て同じ条件で撮ってなかったので、特に別ピットとなった ねお組 の写真が殆どありません。

 ゴメンなさい。

 

 
■JNCC特別チーム NEO-HSTR

 今回もまたバイクショップねおとHSTRとの共同戦線。
 と言っても ねお は前日までお仕事、HSTRは前日に現地入りという状況。
 「それでも心は繋がっているぜ!」というより、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な感じでノコノコと全日本クラスの大会へと参戦したのでした。
 

 
 先ずはライダー紹介。

 

 
 ・COMP-CB

  山G −RMX250S−
     

   オートリメッサ ステージ2 だけど書類無くて公道登録出来ない仕様。
   今回のレースでこのマシンを手放す決意が固まるか、逆に愛着がわいて手放せなくなるか?

 

  HD原 −KDX220R−
     

   おっさん連中に混ざっての26歳。
   レース直前にFUN-Dからクラス変更。 若さで山Gを下克上なるか?
 

 
 ・FUN-D

  稲Y −XR250(ME08)−
     

   虎の子KTMではなく、セルは無くとも慣れ親しんだXRを選択。
   吉と出るか凶と出るか?

 

  E長 −KTM400EXC−
   当初、MD30改での参戦予定であったが、今年初めに納車された新車の魅力には勝てず。
   ニューマシンの乗り込み不足はどの様な結果をもたらすか?

 

  英K −KLX250−
   直前までストイックに林道トレーニングを欠かさなかった急上昇株。
   レース経験が乏しいのがネックとなるか?

 
 
  S田 −DT200WR−
     

   1ヶ月前に膝の靱帯を痛めて全くオフを走れず。
   その間に行ったマシンメンテは、メーカー純正どノーマルのポテンシャルを引き出せるか?

 
 
  S尾 −KDX125SR−
      

   散々悩んだ末のエントリー。
   KDXをモビリオSpikeに積み込む根性は見上げたもの。

 
 FUN-Dが多いですね。
 あと数千円払えば3時間のCOMP-CBに出られるのに。

 これには訳がありまして、そもそも

 「JNCCって何?」

から始まって、そこら辺について最も詳しいと思われるE長が

 「JNCC初めてだしレベルも分からないから、ここはFUN-Dから出てみよう」

との一言で決まったようなもの。
 コースについてもCOMPとFUNでは結構異なると言うことすら、エントリー時点では知らなかったのでした。
 受付開始直後にエントリーしたので。

 


■090321 前日

 14:30淡路サービスエリア集合。

    

 

 心配された渋滞も大したことは無く、前日から通行料1000円となった明石海峡大橋も混雑することなく到着。
 ちなみにHD原はディフェンダーでトレーラーを引いているので、この通行料割引の恩恵には与れません。
 前日のニュースでも報じられた通り淡路SAには沢山の車がとまっていましたが、満車ということはありませんでした。
 サービスエリアにバイク積んだトランポが沢山いるかと思いきや、DR-Zを乗せた京都ナンバーのカングーを見ただけ。
 
 山Gは他チームのトランポで先行。 ねおのE長、英Kは翌朝到着予定。
 残る4人、HD原、S田、稲Y、S尾の順で予定通り全員集合。

 4台連なって東浦ICを目指します。

 

     

 
 出口ICで我々の前車がETCトラブルでしばし停止。

 そこからは例のでっかい仏像さんや南国情緒漂う椰子の木を眺めながら目的地へ。
 700台のエントリーに対して普段は交通量の少ない道路。 それなりの混雑を想像していたのですが、問題無くスムーズに到着。
 橋の本州側根本に住むS田にとっては、もしかしたら最も近いコースの一つかもしれません。 コースになればね。

 PANGEA淡路の会場は関空を作った際の造成地らしく、平地より若干標高の高い所にあります。
 この特設コースが造られる前は、ラジコンヘリ等を楽しむ方々の場所だったとか。

 国道から会場への入口以降は、案内員の方々が路上に立たれていて、駐車受付まではすんなりと行けました。
 そして、ここが運命の分かれ道。

 
 パンゲア淡路はF7E(前代未聞の700台エントリー)対策として大規模パドックが用意されていますが、場所によって条件が異な、参加形態によってもテント設営等の制限を受けます。
 パドックはA、B、Cとエリアが分かれており、マシン台数とトランポの数、そしてチーム員の人数等によってSTAFFが場所を割り振ります。
 Cパドックになると入場口から最も奥となり、コースは一望出来るものの、メイン道路奥の上り坂、つまり傾斜地になってしまいます。
 更にレースが始まるとB/Cパドック間がコースとなるため入退場出来ません。
 

  

                                                                         ↑Jバザー辺りからCパドックを見たところ

 
 我々は幸いにもBの円形パドックとなりました。
 4台いたこと、そしてHD原がトレーラーを引いていたため、収容場所の関係からあてがわれたようです。
 Bの円形パドックはメインの道路から一段低い所にありますが、アクセスに不便は無く、とてもラッキーな場所でした。
 ちなみにこの円形パドックに降りると携帯の電波は届かなくなります。

 パドックに降りて車を駐める場所を吟味していると知った顔が。
 世の中狭いですねぇ。
 エリアの端っこはぬかるむからとアドバイスを受け、中央付近に陣取りました。

 

     

 とりあえずマシンを出し、テントを立て、一通り荷物を整理してから受付と車検。
 FUN-D以下は車検あり。 それ以上のクラスは車検無し。
 700台もやってたら車検で日が暮れるかもしれません。
 
 すんなりと車検も終わり、その足でJバザーへ。
 以前、レースの商品で頂いたジャケットのスポンサー様が判明したり、格安でソックスを手に入れたり、ちゃねスポーツの人ってこんな人だったんだ、とか思いながらうろうろ。 仮面ライダーのベルトを売ってる店もありましたが・・・。
 

     

   
 その間、HD原はマウンテンバイクでウィリーを決め、RedBullのおねーちゃんたちにキャイキャイ言われていたそうな。
 「やってやって〜」と言われるとやるのを止めるHD原。
 「・・・俺のウィリーはそんなに安くないよ。 見たけりゃ今晩おいで。 乗せてやるよ。」 と言ったとか言わなかったとか・・・。
 (←「後半は言ってません!」 by HD原)

 外車の試乗会もやってましたが、汗をかきたくないのでパス。
 
 その後は、自転車を持ち込んでいるHD原、稲Y、S田はコースの下見・・・というか眺めるというか。

 広すぎて歩く気になんざなれません。
 歩いてる人もいたけど。

 

     

 ふと見ると、数台バイクが走っています。 マーシャルでしょうか?
 バイクの動きからコースの起伏が分かりますが、広すぎて覚えることなど出来ません。

 メインストリートをCパドック側に上がり、そのまま更に頂上まで。

 スーパーのくじで当選した変速無しチャリの稲Yは苦しそうですね。 

 

   

 
 そこから少しコースを走るも、じきに挫折。

 落ちるような坂ですやん。 降りたら上がらなければならない事を考えると・・・ね。
 この日は天気が良く、少し動くと汗をかくような暖かさだったので。

 

     
                     この2枚の写真でも全部は写っていません

 
 そこからはコースを戻るのもめんどくさいので、斜面をダウンヒルで一気に降りて、また延々とメインストリートをBパドックまで。

 

 この間、チャリを持ってきていないS尾は、車の所で1人寂しくお留守番。

 テントが風で飛ばないようにペグを打ったりしてたのですが、誰1人として気付いてませんでした。 ごめんね〜。

 おかげで後述の暴風雨でもHSTRのテントは飛ばずに済んだという、童話「3匹の子豚」の末弟の様な役割を果たしたのでした。(←他に例えは無いんかい!)

 
  

 

 この時点で既に夕方。
 少し雲が出てきて明日の天候を暗示するような感じ。

 稲Yがコンロを設営。
 山Gがビールを持ってやってきます。 

 そこからは宴会モード。
 ビール、焼酎、色々出てきます。

 

       
 
 各々ご飯を温めたり、パスタを作ったり、おでんを煮たり・・・。
 本部前ではAAライダーのトークショー等前夜祭が行われており、状況はスピーカーを通して聞こえてきます。
 その様な中、ゆるい時間が流れていきます。

 特に山G。
 一体ビールを何本空けたのでしょうか。
 そして・・・語ります。 語りまくります。

 

   

 
 頼んでもいないのに語りまくりやがりですが、楽しいのでOK。
 テーマは、如何に2ストが好きで、そして、tmを愛しているかについて。
 周囲から様々な突っ込みが入りますが、結局はtmに惚れてしまったら他の物は見えない、という理論に終始。
 そのtm144を手に入れるのは、果たしていつの日なんでしょうね?

 空にはだんだんと雲が出て、風も強くなってきました。
 S尾は先に車で就寝。
 23時になったので、ルールに従ってお開きです。
 遠くからレースのためだけに来た方々の睡眠を邪魔してはいけません。
 
 夜半過ぎ、雨と突風と寒さで目が覚めました。
 車中泊ですが、天井を叩く雨音が凄いんです。
 時計を見ると寝不足を自覚するので見ないことに。

 外をみると風でテントを飛ばされてバタバタしているチームも。
 明日の天気予報は暴風雨。
 少しでもマシになることを祈りつつ、再度眠りにつきました。

 

 

〜 その頃、明石海峡大橋の本州側 〜 

 

 HSTRサイドが眠りについている頃、神戸を動き出すチームねお。

 こちらは、英Kにレポートして貰いましょう

 2:30

 
 英Kの自宅近くに集合し、垂警横のコンビニにて買出し。
 この時点で雨が降り始めてました。
 そしてコジマのとこから垂水JCTへ。
 橋に乗ると、数台のトランポが。 こんな時間にカッ飛ばすトランポだと目的地は同じ。
 淡路に入ってすぐに土砂降りの雨に遭遇。 前日入りしているS田の「雨オトコ」パワーを痛感。

 

 4:10頃

 
 現地着。

 雨は小降りに。 既に30〜40台の入場待ちの列が出来ていました。
 警備のおっちゃんいわく、「4:30に入場できますので」 とのこと。
 しかし、時間が過ぎても一向に開く気配なし。
 5時を過ぎた頃に数台の車が通り過ぎ、にわかに入り口付近が活気づいてきました。
 どうやらスタッフ多数が寝坊した雰囲気。

 あわてて準備しているのがまるわかり。
 

 
 5:30

 
 やっとのことで入場。

 KTMビレッジの紙をもらい、悠々と向かったところ既に満車とのこと。
 さすがKTM。 エンデューロ界での勢力が大きくなってきているのをここでも感じました。

 
 で、初めに回されたのが入ったら2度と出れない一番奥のCパドック。
 パドック割り見ても軽トラ1台にマシン2台積みなのにそりゃ無いでしょ ってことで、RedBullテント近くのトイレ横のスペースを確保。
 隣にはマーシャルのバギーがちょうど止まってました。
 

 
 6:00

 
 テント設営・・・と思いきや、暴風にあおられて思うように進まず。
 近くを歩いていた運営スタッフにも手伝ってもらったのですが、棒2箇所が破壊されてしまったため設営を断念。

 童話「3匹の子豚」に例えるなら長兄でしょうか?(←例えんでいい!)

 
 風雨にさらされながら車検準備へ。
 車検は特に何の問題もなく消化。
 
 こちらのトイレは空いていたため、無事軽量化も完了 (笑)。

 

 この頃、S田がチャリに乗って参上。
 

 

 〜 以上、チームねおサイドの状況でした 〜

 

 

  

■090322 JNCC#1 PANGEA淡路 当日

 6:00

 
 車検は5:00から始まっているので周囲は既に動き出しています。
 もぞもぞと起き出すと、皆、だいたい同じ位の時間に車から現れます。
 天気は小雨。 風は強めです。
 そして、朝一番の耐久テストが行われます。
 Bパドック最寄りのトイレに辿り着くと、既に7人待ち。
 もう一方には「女性専用」と書かれているので使えません。
 朝のトイレ渋滞は結構辛く、本戦よりもこちらの方が辛かったかもしれません。(苦笑)
 次回は1箇所に最低2個(女性専用入れたら3個)、大きい方のトイレを設置して頂きたい!!
 これ、みんなの願いだと思います。

 耐久テスト中に、ねお組のE長と英Kが到着しているとの連絡があったので、すっきりしたあとチャリで移動。
 場所は本部付近のトイレ前とのこと。

 ここはトイレの数も多く、殆ど並んでいない状態。
 なんてこったい!
 折角なのでもう1回。 軽量化は大切です。(笑)

 ねお組は明け方到着しテント設営するも、すぐに風で壊れたとか。
 こちらのパドック位置や昨日のコース状況等説明し、準備に戻ります。
 戻る途中、Bパドック最寄りのトイレを見ると、出るときに列の後方に並んでいた稲Yが漸く先頭になっていました。 


 12:00スタートのCOMPクラスに出る山GとHD原を除き、各自朝食、着替え、準備運動、マシン調整等を行います。
 FUNクラスは9:00スタート予定。
 エンジン音も聞こえはじめ、だんだんと会場の空気が変わってきます。
 

  
 7:30

 
 ライダースミーティング。
 人が多くて全然見えません。
 むしろスピーカーを通してパドックで聞いていた方が分かり易いので、準備をしながら放送に耳を傾けることに。
 淡路市長さんのご挨拶や、KTM は日本法人の代表取締役(外人さん)のスピーチ。


 朝の時間は結構あるように思えても気が付けばあっという間に過ぎるのはいつものこと。
 スタートクラス順に招集がかかります。
 頃合いを見計らい、カメラをHD原に託してNEO-HSTRライダー達はエンジン始動。

 

       

 
 ゆっくりとスタートラインへ向かいます・・・が、ライダー渋滞。
 Dクラスがラインに並ぶのはまだまだ後のようで。

 幸い ねお組 がスタートに近い所にパドックをとっていたので合流。
 SAクラスから順にB,C,D,ウィメンズ,AI,4Sと呼ばれていくのですが・・・。
 放送のおねーさん、BとDの違いが聞き取れませんぜ。
 Bの呼び出しに聞こえていたのですが、あまりに遅いので出てみると(←どこから?)、実はDの呼び出し。
 ノコノコと最後からスタートラインに向かうことに。
 本部前からスタートラインまで結構あるんですね。

 スタートはローリング方式。
 各クラスの間にマーシャルが入る形でスタートし、途中のオープンコースポイントに至るまではクラスマーシャルは絶対に抜いてはなりません。
 逆に言えば、クラスマーシャルまではクラス毎の競争となるわけです。

 

       

 予定時刻を少し遅れてスタート。
 クラスマーシャルが出ると、一気にそれに続いてライダー達が走り出します。
 Dクラスのスタートまでは少し時間あり。
 前のクラススタートダッシュの土がかからないようにと、ポジションを変える方もいたり。
 どーせ汚れるのにねー とか思いながら、アイドルスクリューを調整する私でした。

 そして、Dクラススタート!

 走りについては、各人の「感想文」コーナーを参照して頂く事とし、ここではコースの概要を少しだけ。

 
 基本的に路面はフラットに近く、フープスやジャンプといったセクションはありません。
 一方、雨のために路面状況がかなり様々で、結構締まった土から深いマディ、舗装路から石畳まであります。
 コースはエリア毎に高低差があり、少し急な坂や、逆にちょっとした登りもあったりします。
 低い木々の間を走るシングルトレール的なエリアもあったりと、一般のコースEDとはちょっと違った感じ。
 FUNクラスということもあり、ちょこっと難しいセクションの手前は渋滞が起き、マーシャルが合図をしてくれるのである意味安全。
 ギャップや急カーブ等の手前には「!」マークがあり、コースロープは右手に「赤」、左手に「青」となっているため、1周目から比較的安心して走れます。
 危険なのは、路面状況が良くぶっ飛ばしていたらいきなり深いマディ、と言うようなところ。
 また、小雨だけならまだしも途中からの強風で、横風に耐えながらのレースというのもなかなか趣があります。(←あるのか?)

 

       

 覚えられない距離の広大なコース、悪天候、マディな路面、多くのライダー。
 コースを見た瞬間にルートを選ぶ判断力、複数の前走車の動きを予測する力、とっさの危険回避能力や勝負所を見極める忍耐力・・・いつもとは違う様々なスキルが要求されるこのコース。
 単なるライディングテクニックだけではなく、経験、カン、嗅覚、そしてマシンとの信頼関係が結果に結びつくのかもしれません。

 とまあ、カッコつけて書いてみましたが、一言で言うととても楽しいコースでした。
 あっという間に100分は終了。
 途中倒れていたライダーもいたので少し心配ですが、我々5人は無事に完走。

 ハイタッチで迎えて貰えるゴールは気分良いモノです。

 S田はゴールした直後、COMPクラスの準備があるから、とHD原からカメラを渡されます。
 パドックにも戻れず、皆の帰りを待ちシャッターに収めるS田。
 おかげでRed BULLのおねーちゃんから、ドリンク貰えなかったよ・・・。(後から貰ったけど)

 とは言っても、1周25分以上かかるこのコース。
 なかなか帰ってきませんね。(笑)

 FUN-Dでは、S田が4位、E長が9位に入賞しました。

 

       

   

     
    ↑ ゴール瞬間の写真、ありませんでした
 

 COMPクラスに出るのはHD原と山G。
 どちらもCBクラス。

 山Gは別ピットで準備。
 HD原が淡々と準備をする中、走り終わったメンバーも淡々と後片付け。
 そう、ここには洗車場が無い。
 そして、持ってきた水の量も限られています。
 S尾とS田は、本来トランポではない日常使用車両に如何に汚さずにマシンを積み込むかという課題があるため、洗い落とすか、或いはカチカチの泥のまま積み込むかが判断の分かれ目。
 そんなことにお構い無しに、小雨がパラパラと降り、中途半端な状態にしてくれます。

 そうこうしているうちにCOMPクラスのスタート時間。

 スタートを見ようと向かう途中、猪豚汁が振る舞われている所に遭遇。

 
   

 

 淡路青年会の皆様、ありがとうございました。
 おいしゅうございました。

 

 その後はお楽しみの淡路バーガー。
 これがまた凄くおいしいんですね。
 タマネギが甘くて最高です。
 いいんです、スタートまでまだ時間あるでしょうから。

 

 
 さて、スタート。

 
 こちらは一般参加者が全員並んだ後、AAライダー達が紹介を受け、パフォーマンスを披露して列の先頭に並びます。

 

       

 
 改めて見ると、WRやKTM、BMWだけではなく、ハスクやフサベル、tmと言ったレアなマシンまで結構いるんですね。
 しかも大半が最新型。
 ある所にはあるんだなー、とか思ったりしつつスタート時間を待ちます。

 こちらはキックスタート。
 セルの方が有利か?

 先ずはAAライダー達が一斉にスタート。

 
     
  

 

 続いて、A、CBの順でスタート。
 台数が多いので、数回に分けてのスタートです。

 COMPクラスはFUNクラスのコースの他に難易度の高いセクションがいくつも組み合わされます。
 土管越えや放射状に配置された丸太越え、ワゴンRの両側に土を盛った車越え。
 更にそのまま落ちたら貯水池水没の6段落とし等々、見ている分にはとっても楽しそうです。

 

     

 一般人なら1周50分位かかるコース。
 見ているだけでは分からない部分が沢山あるので、詳しくは走った人の「感想文」をご参照下さい。

 スタートも終わったので我々は後片付けの続き。
 E長と英Kは軽トラ出来ていたためマシンを洗う必要も無く、早々に観戦していた模様。
 稲Y、S尾、S田は片付けに2時間近くかかったでしょうか。
 車にマシンを積み込み、昨日散らかしたピット周辺の整理。

 

   
 
 空はだんだんと曇ってきて、時々強い雨も降る天候。
 風も強くなり、雷まで鳴る状況でもレースは進行していきます。

 HD原と山Gを写真に収めようとカメラを構えたものの・・・来ない。
 来ないんです。
 この時点で、1周50分以上かかるとは知らない我々は同じポイントでずーっと待っていたのですが・・・来ません。

 来た!と思ったらなかなかピントが合わずにこんな写真でごめんなさい。

 

     

 次に遭遇出来るのが何時になるかわからないので、その後は6段落としや車越えなどを見学。
 途中、当然ながらAAライダーの走りにも遭遇しますが、まず、エンジン音が違います。
 高回転を確実にキープして走っていますね。
 もちろん、マシンコントロールやブレーキングのうまさも別格。
 流石はAAです。

 

   

 あっという間の3時間。
 山GもHD原も無事に帰ってきました。

 

     

 そして、トップがゴールしてから最後のライダーがゴールするまで、これまた1時間近くかかったのは言うまでもありません。

 HD原がテントのタープに貯まった水を有効活用して後片付け。
 山Gは別チームのトランポで帰るのでここでさよなら。

 E長とS田は表彰式へ。
 先ずはAAクラスの表彰式とインタビュー。

 

     

 
 Dクラスの表彰は無いのですが、トロフィーと賞品だけ頂きます。
 皆が忘れていた各人のラップチャートはHD原がとってきてくれました。
 
 ホントはこの後銭湯に行って、夕食でも食べようかと言う予定だったのですが、予定より遅くなったので、ここで解散。
 E長と英Kの ねお組 は先に神戸へ。

 残りの稲Y、S尾、HD原、S田は淡路SAで夕食。
 何故か皆がカツカレー。(笑)
 食べたくなるものは一緒なのでしょうか?

 大阪組は渋滞情報が気になっていたのですが、そこを通る頃には流れていたようです。
 長くて短い2日間を過ごした7人は、それぞれの日常へと無事に帰ることが出来ました。

   
 

 

 
 −後日談−
 淡路の水は錆びやすいのか?
 翌日洗車した人からは、「錆が出てる・・・」とのメールが飛び交ってました。





 最後に感想文。

 提出順で掲載します。

 文字色はマシンカラーと合わせてみました。

 名前となりの○○pt.は、今回GETしたポイント数(暫定)です。

 

 

■山G

  
 JNCCという全国区のレースは初めてです。
 沢山の上級ライダーに抜かれてみたい(笑)
 そんなつもりでレースに出ました。
 やっぱり、沢山抜かれました・・・。

 速さが全く感じられない走りだったので結果は納得のいくものではありませんが、
セクションでは全くコケなかったし、一人で3時間は全く問題なく走れそうです。
 もう、絶対的スピードでは勝負できない体と頭になってしましました。

 これからも楽しいレースを続けて行きたいものです。



■S田  100pt.

 
 今回のマシンは、どノーマルのDT200WR。
 1ヶ月前に膝を痛めてから全く乗れなかった分、整備はきっちり行いました。
 1周目はスタート直後の混戦で他車に当てられるも転けずにクラスマーシャル直後をキープ。
 キャメルバッグを背負わなかった事を少し後悔したっけ・・・。
 2周目はギヤ抜けで数回転けました。
 3周目の後半が一番楽しかったですね。
 CクラスのWR250Rに抜かれてからは、無理せず我慢して直後をキープ。
 最終180°ターンで抜き去ったのは気持ちよかったですね。
 初の全国区レースで4位に入賞出来たのは嬉しかったです。(Dクラスですが)

 

 

■稲Y  2pt.

 

 1周20kmはとっても長〜いですね。それも雨上がりのマディーコンディション。 
 昔は大好物のマディーだったのですがね。 最近はどうもいまいち・・・。年のせいでしょうか?

 スタート位置が後方外側だったので、ローリングスタートで、アレレ、最後尾になっちゃいました。
 ローリング解除後、ラインはあるのにマディーのクネクネコースでスピード乗らずあまり抜けませんでしたね。
 でも植林された松の木の間を全開で走るのは楽しかったです。  
 3週目のゴール前の窪みで痛恨のスタック、『なんじゃーこりゃーーワダチがめっちゃ深いぞ』とひとりで叫ぶ。
 でもここは某修行場で覚えた脱出テクを披露、バイクを降りてフロント、リアの順でヨッコイショとバイクを引き抜く。
 無事脱出しエンジン始動、そしてまもなくゴール。もう少し走りたかったですね。
 次回からマディーでは、捨てレンズ使います。。教訓。。とっても楽しかった。。。

 そして次回は・・・いつだ?!

 

 

■HD原

 

 初の3時間という長丁場。
 最後尾スタートから何人か抜かしてゴール。
 目標としていた「誰かより早く」というのはクリア。
 まずまずでした。
 参加に向けて基礎練習&体力トレーニングを繰り返してきて、山Gさんとは10分差。
 少しは縮まってる?
 でもまわりはもっともっと早かった。
 何も無かったようにすす〜っと抜いていくAAライダー(2周目でラップされた私…)。
 見てる余裕や追いかける早さも無く、一瞬しか見れなかったですが一緒にレースを走れることに感動でした。
 オレもここまで来たか・・・なんて。

 帰ったら全身が痛くて打ち身もたっぷり。
 パンゲアの次の日、月曜は錆だらけになった愛車の整備。
 シートに穴! サブフレームがグニャ! ライトカウルはベキベキ!
 最低な状態に。
 その次の日、火曜はボロボロになった自分を整備。
 整骨院で針地獄。ぜんぜん効かず悶えました。

 今回のレースは「いい経験」で終わらせず、次に繋げます。
 次こそぎゃふんと言わせてやるぞ!
 (←誰を?) 

 

 

■S尾

 

 最初は「誰でもレーシング」クラスにでも出ようかと思っていたら、1周しかできないとのことなので2周のFUNGPにしたのだが、最終レギュレーションではなんと3周に。
 そんなに走れるのかと不安だったが、結局周回遅れになり2周しかできませんでした。
 さすがにもう1周は無理だったかも。でも1時間半も走ったことなかったのですが、平坦なコースってこともあって以外に疲れていなかったですね。
 途中クラッチが切れてなくて渋滞に捕まるとエンストするトラブルが出ましたが、その後は渋滞もなかったのでなんとか走行を続けれました。
 想像以上のマディコンディションで怖くてまともにアクセル開けれなかったのですが、2週間前のアクションEDでも同じ状態のところがあったのでまだマシだったかも。
 それでも1度も転倒せずに走りきれたのは良かったです。かなりやばい瞬間は何度もありましたが。順位を気にせず完走を目標としていたので、結果には満足です。

 

  

■英K  18pt.

 

 林道ばっか走ってたので、ああいったフラットなコースは若干苦手です。
 スタートもおもいっきし失敗し出遅れ。
 もうちょっとレース慣れが必要かもしれません。
 次回、組合のエンデューロで表彰台を目指します。
 

 

■E長  50pt.

 

 レースに「たら」、「れば」は無いんですよね。

 今回のレースは色々と考えるところがあったなぁ・・・。

 すみません、なかなか書くのが苦手なんで・・・ と言ってました。(ゴーストライター代筆)
 

 

 

というわけで、おしまい。 

 

 
 

 


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