それはJNCCの打ち上げ飲み会から話が始まります。
HD原「稲Yさん、2Hに一緒に出ませんか?それぞれ自分のバイクで走れるみたいですよ」
これにより参戦体制が決定・・・かと思われたが、マシンによる出場クラスの問題が発生。 HD原のKDX220Rはレーサー扱いとなりオープンクラスになってしまうとのこと。
これにより、以下の体制となりました。
HD原 KDX220R
![](2009041902.jpg)
1時間耐久オープンクラス
2時間耐久オープンクラス
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稲Y XR250(ME08)
![](2009041903.jpg)
1時間耐久プロダクションBクラス
2時間耐久オープンクラス
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S尾 KDX125SR
![](2009041904.jpg)
40分耐久プロダクションAクラス
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2時間はHD原と稲Yが組んでの出場。マイバイクチェンジ制度で各時自分のバイクで走ります。
唯一ハッピーEDの出場経験のあるS尾は前回は4位と悔しい思いをしたので、今回は表彰台を目指しての出場となります。
さて、当日朝ですが入場開始時間の10分前にもかかわらず、パドックにはかなりのトランポが到着しています。天気は快晴。予報では27度ぐらまで上がるとか。4月だというのに熱中症対策が必要です。
■0845 1時間耐久スタート
今回出場台数が一番多くなっています。スタートはクラス毎の横1列クラッチミート式。試走時も確認のためか指定位置に並ばされ、試走が始まります。試走が終わると、かなり泥だらけになっているマシンがあったりします。場所によっては金曜の雨の影響が残っている模様。
最初にオープンクラスのHD原がスタート、1分半ぐらい遅れてプロダクションBクラスの稲Yがスタートします。
レース中盤になり稲YがHD原をパス(稲Yは気が付かず)。HD原はここで「離されたら負ける!」と、そのまま稲Yの背後につけて走っています。
そしてラスト1周のところでHD原が稲Yにアタック、追い抜きます。稲Yは周回遅れにされたと思い、再び抜き返します。
ここでかなり強引に抜いた稲YはHD原のフロントにヒット! HD原はそのまま転倒。手にダメージを負います。
HD原の野望はここで潰えたのであった(笑)
しかしながら結果は稲Yはクラス12位、HD原はクラス13位と振るわず。ハッピーEDのレベルの高さを実感させられました。
以下、写真はクリックすると拡大します。
■1145 40分耐久スタート
キッズレースの後、40分の初心者向けレースが始まります。ハッピーEDはスクールなどもやっており、その受講生がそのまま出場したりするようなクラス。コースはかなりショートとなり比較的簡単に設定されています。ここからは筆者のS尾が詳細実況。スタートは1Hと同じく横1列。S尾はこれが大好きです。
スタート直後、S尾は3〜4台に先行を許すが、ストレート中盤でマシンパワーを生かしてトップに立ちます。勢い余って第1コーナーにオーバースピードで突っ込みかけたりするも、1周目はクラストップのまま独走。1周が約2分半ぐらいのコースですが、模擬レースのルートも多く比較的走りやすい路面状況もあって
単独走行が続きます。(砂埃の影響もないので快調に飛ばします)
中盤にかかり周回遅れを抜くのに手こずったり、周回チェックのところでの転倒者に道を塞がれたりしたためか、後続が視界に入ってくるようになります。給水ホースに手を伸ばすこともできず、余裕なし状態。ティアオフも外せません。途中で1度だけ抜かれたのですが、そのマシンが抜くときに周回遅れのマシンにぶつけたためか、そのマシンを確認するのにスローダウンしたため、すぐにトップに戻ります。その後も後ろから別のマシンが迫り焦りながらも全開走行です。
今回のコースはストレートを長く取ってくれていたため、2ストのパワーで少し有利だったかもしれません。(後続はXR200、CRF100F、セロー等)
最終ラップもすぐ後ろまで迫っていたように思うのですが、そのままなんとか逃げ切りゴール。なんと初優勝となりました。表彰台に乗れたらいいやと思っていたのですが、まさか一番上に登れるとは思ってませんでいた。これで次からは40分レースには出れなくなります。結構好きだったんですけどねぇ。
■1330 2時間耐久スタート
お昼の休憩の後、2時間レースが始まります。稲Yはテンションを上げることができず、「Wエントリーするんじゃなかった」と言ってます。HD原は一寝入りしたため、元気いっぱいになっています。気温は体感的には30度ぐらいはあり、かなり暑くなってきています。スタートライダーは稲Yが担当。3周交代で行くことになりましす。練習走行後にピットに戻ってくるHD原。少し様子がおかしいようだ。なんとMXコース下部に設けられたセクションで転倒した模様。思った以上に難しいとのこと。Fサスにキックを入れて歪んだフロントを修正します。
そしてスタート!稲Yは序盤XR600とバトルしながら10位前後を維持。8分台ぐらいで周回しています。3周経過後HD原と交代。HD原も同じぐらいのペースで周回します。転倒したセクションもラインが出来ると簡単になり、渋滞になったりすることはなくなっています。
HD原転倒セクションも壁際にラインが出来て、簡単になっている
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爆走中!
![](2009041914@.jpg)
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周回が進むにつれて各処にラインが出来たためかペースも上がり、7分半ぐらいでの周回となってきました。3周交代が丁度良いぐらいらしく、暑さでスローダウンしているライダーをバンバン抜いていきます。「Wエントリーするんじゃなかった」と言っていた稲Yも「楽し〜!!」と満喫しています。
(といってピットレーン走行でかなりのタイムロスになるのでその時点では順位はそれほど変わっていないという推測)
残り時間を考えて最後は2周で交代で行くことになります。HD原から稲Yへ交代して残り30分の勝負に出ていきます。が、ここでアクシデント発生!。
HD原がスリップダウンで転倒しフロントブレーキをダメにしてしまいました。マスターシリンダを破損しフルードが漏れて使えなくなります。
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![](2009041918@.jpg)
壊れたマスターシリンダー
フルードが漏れてスカスカです
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そんなことも知らず稲Yが2周を走り終えてHD原に交代。XRに乗り換えることも考えたが、それがOKなのかわからなかったので
フロントブレーキを失ったままのKDXでスタート。リアブレーキのみでの走行に恐怖しながらもペースを落とすこともなく気合で走ります。
結局トップとの位置関係で3周し、ゴール!!!。
結果を見るとなんとクラス4位。いつのまにそんなに順位を上げていたのやら。表彰台までもう1歩という結果に逆に悔しさ倍増となったのでした。さらに1時間時点での途中経過を見ると、その時点で総合3位。これには皆???でした。
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