- 2010 Action Enduro Round 1 Valentine Attack -
 
 
 2/14 バレンタインデー。
 バレンタインと言えば色んな意味でアタックする日。
 こんな日に行われた2010年ActionED #1。
 
 Neo-HSTRからの参加は、オープンBにE長、オープンCにS田の2名のみ。
 HD原はケーキ食い放題へ行くんだとかで欠席。(元は取ったらしい。プライスレスがどーとかこーとか意味不明のメールが来てた様な・・・)

 当日集まったのは、参戦者2名の他、昨年の最終戦で痛めた膝がまだ治らぬ稲YとN田はサポート、カメラ持って遊びに来た松F、遠路遊びに来たAYちゃん。
 
 昨年は様々なトラブルに見舞われたE長はKTM400EXCにて参戦。 今年はやる気モードか?
 一方のS田はKTM250EXC-F。 1週間前のレーシングカート遊びで左膝を轢かれ、痛み止め飲んでの参戦。 更に花粉症でこの時期は辛い!(笑)

      
       最近オレンジ比率の高いNeo-HSTR                        

 昨年末の丸太祭りに比べ出場台数は半分近く、オープンBで9台、オープンCで31台。
 コースは正周り。
 ホームストレートの最後と先週の多重クラッシュポイントにシケイン設置、忘れ去られた上り坂が復活し、その後にはコース改修に伴う造成中の山、2段落とし後のコーナーは曲がらずそのまま下る方向への変更、キャンバーターンがあった程度で、あとは通常コースを繋げた無難なルート設定。

 6時半から早々に受付と車検を済ませて朝食、そして仮眠。
 だから1時間は殆ど見てません。
 あ、ちょっとコース見るために舗装路通ってホームストレートエンド辺りに行きましたね。
 初めてKTMで2人乗りしました。

      
            まいう〜! (古い?)                   立ち食い

 気持ちよく寝てたところへN田からの携帯呼び出しで起床。
 目覚ましはあと10分後に設定していたのに・・・、朝の起きる直前の数分って大切じゃないですか?
 いつもはピットは食堂裏。
 今回は台数が少なかったので、朝方洗車場を横目に見た突き当たりへ移動。
 そのため、場所が分かり難かったとのことだが、メールで場所は伝えたよね・・・。

 そうこうしていると稲Y到着。
 え、フル装備ですか? 走る気満々じゃないですか?
 当日エントリーですか?  ってな出で立ちで見に来ただけの稲Y。

      

         稲Yさんゼッケンも貼ってあるし・・・      これ、絶対走る! ってな装備 でしょ

      
           足、とどかねー! 松F                左に同じ AYちゃん

 
 レース前は時間の経過が早く、1時間も早々に終わり、あっという間に3時間のスタート時刻11:30が近付くんです。
 着るもの、結構多いんですよ。
 下だけでもソックス履いて、プロテクションパンツ履いて、アンダースリーブ付けて、ニーブレイスっぽいニーシンガード付けて、モトパン履いて、インナーブーティー履いて、ブーツ履いて・・・。
 怪我しないために、年々プロテクションを増強しているので仕方ないと言えば仕方ないのですが。

 3Hはヘルメットタッチスタート。
 先ずはオープンAがスタート。
 少しあけてE長参戦のオープンB。
 いつもは意図的に最後尾からのスロースタートのE長。 今回はちゃんと(笑)スタート。 台数少ないからか?
 ここから暫く間を開けてオープンCがスタート。

        
           昨年末よりは少ないね                 ブルーカラーのE長                    真っ黒けのS田

 オープンCは台数が多いので2列の同時スタートになるのは分かっていたものの、いつも通り集合時刻ギリギリにしか行かないS田は2列目の端っこが指定席。
 いつものごとくマシンの性能にモノを言わせ、大外から第1集団中央に入り込むも、その先に待っていたのが”忘れ去られた登り”での渋滞。
 えぐれた中央にバイク数台、両サイドも通れそうだけど救出に当たっているマーシャルがいて進めず。
 坂の下の目の前にも1台いるので左後ろにつけて大人しく待っていると、右から1台抜いていく。 そうすると目の前の車両が道を譲るため左に寄せ、更に後方のもう1台が通過・・・して前方で転けて道を塞ぐ。
 1分近く待った末、こりゃイカンと「すんませーん、左開けてー!」とお願いして通して貰ったものの、その先の造成中の山でこれまた渋滞。
 「E長さん、ずいぶん先まで行っちゃったんだろうな〜」とか思いながらクリアラインが出来るのをじっとガマン。
 その後も周回チェック直後の山で先行車が真横向いて転けてたりと道を塞がれることが多かったかなぁ。

      

 造成中の山は途中からキャンセルとなり、レースは全体的にハイスピードな展開へと。
 1時間過ぎる位でホームストレートエンドのシケインで転倒。 フロントを低いバンクに当てたら崩れちゃって。
 このときフロントフォークが捩れたので、そこからは人間を慣らすしかありません。
 周回チェックの一時停止毎に勢いつけてハンドルフルロックさせること数回、果たしてフォークの捩れがマシになったのか人間が慣れたのかよく分かりませんがだんだんと違和感は無くなったものの、1時間半位で痛み止めが切れたのか、カートで轢かれた左膝がじわ〜っと痛くなってきて今度はスタンディングが困難に。
 おかげで今回走り終わったらお尻が痛かったですね。(シート固いから)
 フットペグに荷重出来てない証拠ですね。
 
        
      流石 広報の松F、流し撮り上手いな         サイド バイ サイドもレースの醍醐味        ジェットコースターは乗れないS田

 そして前回も登場した上田さん。
 昨年末の丸太祭りでは、背中に「上田」と貼っていたのでペースメーカーになって頂いたのですが、今回は名前無しでどこにいるのかさっぱり分からず。
 終わってみれば私の2分前にゴールしていたようです。

      
          ゴール直後、ゴーグルは?           ハイタッチで転けそうになったS田

 マシンも結構慣れてきて、それなりには走れたのですが、まだアクセルを開け切れていませんね。
 結果は31台中3位。 E長は4位。 総合順位はE長が上。

        
          1人先に飲んでるS田                 E長右から2人目                   2人共トロフィーGET!

 昨年末の丸太祭りでの自分より上位にいた方は抜けたものの、上田さんには抜き返され。
 コースの特性に関わらず走れるよう、もっと練習せにゃなりませんな。

 マシンに関しては、今回はフープスや思わぬ所でストンとエンジンがストールすることがあり、おそらくはキャブを季節に合わせた調整してないからでしょう。
 もう一点、オイルを変えていなかったためかギヤの入りが悪かったですが、それ以外はいい感じでした。
 そしてKENDAタイヤ。

      
            使用前                     使用後・・・分かり難いね

 組付け時に思ったのは、リムと接する面に滑り止めのような加工がされていないこと、また、意外と良く伸びるなぁ、と言うこと。
 山の高さは通常のMXタイヤより高く、ブロック間隔も広いんですね。
 タイヤの違いはよく分からない男ですが、今回キャンバーターン含め、スリップダウンはありませんでした。
 
 レース後に参加賞を頂きに行くと、2/14ということもあってチョコのおまけ付き。
 すかさず松Fは一番大きくておいしそうなヤツを奪い取り、残りはこちらへ。

      
          いい表情するよなぁ、松F            欲がないとジャンケンに勝てるみたい

 そんなことしているから、ジャンケン大会、最後で負けるんでだぞ。(笑)
 AYちゃんはTシャツ貰ってたね。
 などと笑っていると、こちらもくじ引き当たらず、ジャンケン大会ではてっちり料亭ご招待のラスト3人まで勝ち残ったもののそこで敗退。

 そんなこんなで第1戦は怪我人も無く無事に終わったのでした。

 

 

 

 

−普段はあまり書かれない E長レポ−

      
            笑顔のスタート前                  周回チェック前 

 レースの中身等、感想はS田さんとほとんど相違ないと思いますので個人的なお話を書いてます。

 実は今回は色んな意味での”確認するため”のレースでした。

 前回、この400で出た昨年6月のプラザ阪下レースでは、有り余るトルクの処理に体力を奪われ、4st250とは違う乗り方(2st同様の乗り方)をする必要があるのを思い知らされました。
 タイトなコーナーで無造作にクラッチをつなぐと、マシンが勝手にぐいっと進み、それを押さえる体力の消耗が後半になって顕著になっていました。
 そこで、Fスプロケを13⇒14に変更、半クラ多用で常に高めにギアで走ってみようという計画を立てました。

 結果、納得いく走りができたのですが、6月の時の体力の消耗が心配となり、無意識にペースを落として走っていました。
 2時間での給油の時に稲Yさんに『余裕ですね』と言われるくらいなんで、ハタから見ても楽に走っているように見えたんでしょうね。
 実際、最後2周は普段アネックスで練習しているモトクロスペースで走りましたから、体力配分は間違えてしまいました。

        
              給油するN田                   おっとっと こぼしそうだぜ            で、稲Yさんは何してんの?(笑)

 あと、KENDAタイヤのテストですが、みなさんと同様、僕もそんなにタイヤの違いが判るほうではありませんが、今まではよくコーナーでリアがスライドし、一度スライドするとそのまま2秒ほどすべり続けてましたが、今回のタイヤは思い起こせばスライドしてリアが暴れた記憶がないですね。
 逆に交換していないフロントタイヤは滑って2回ほど転倒しました。

 3時間走行後のタイヤの山の高さが、他メーカーの新品の同様になったかなってとこです。
 他社にくらべてレース一回分タイヤが使えそうです。
 個人的にはダンロップよりもいい印象を持ちました。
 これからも使用していこうと思ってます。

 レース内容としてはあの造成山以外インパクトはなく、渋滞でお行儀よく並んで待ってる以外は詰まることなく走行できました。

 正直、残念ながらあまりレース内容のコメントはないですねぇ。
 S田さんとラップ、順位とも近かったのに、走行中に会うこともありませんでしたし。(実は対面通行ルートで数回会ってます)

 順位もクラス9台しかいなかったので3位以内が目標でしたが、それも届きませんでしたし・・・。 実際嫁に4位のトロフィーはクソ扱いを受けました(笑)。中途半端はいらないそうです(泣)。

 次回7月ももちろん参加します。
 HSTRのみなさんごときに追い抜かされないよう練習します。


 

  

 
−Appendix−

 

 今回は走ったのが2人だけだったので写真が集中してしまいました。

 比較的同じような場所を走っているの写真もあったので、ちょっと比較してみました。

 それぞれのカラーがでてますが・・・何の役にも立ちませんね。(笑)

 

 
   ■ホームストレートへの立ち上がり
 

      

          センター荷重の元XR乗り           2スト歴が長いためか、リヤトラクション

 
 

   ■キャンバーコーナー
 

      
             イン側を小さく回る              外のバンクまで使って大きなRで

 

 

   ■下りジャンプ
 

      

          まっすぐ堅実に飛ぶE長                  遊んでるS田

  

 

   ■フープス前のコーナー
 

      

         S田のコーナーアプローチが早いのはフロントタイヤもKENDAに変えたからか?

    

  
   ■周回チェック直前のストレート
 

      
         高い位置でのスタンディング              低く構えるスタンディング

  

   
   ■ゴールした後
 

      

           ピットで余裕のE長                そのまま洗車場直行のS田(笑)

 

 

 

 

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 今年初のレースは、とりあえず両名表彰台に上がることが出来ました。

 サポートに来てくれた皆さん、ありがとうございました。

 今年はまだ始まったばかり。

 楽しみましょう!


 −リザルト−

 

 ■クラス別
  E長  4位/9台中 (オープンB)
  S田  3位/31台中 (オープンC)
  

 ■総合
  E長 19位/56台中
  S田 21位/56台中




 



 

 −おしまい−


 編集より一言: 写真のアスペクト比が様々だと編集し辛いぞ〜
 

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