2008 KANSAI GARRRR CUP ACTION ENDURO 第2戦
2008.07.06
 4月末の閉鎖が結局無くなりプラザ阪下は営業続行ということで、「アクションエンデューロ第2戦」が無事開催されることになりました。
 出場は前回と同じく1時間のFUN-BクラスにS尾(KDX125SR)、3時間のプロダクション-Bクラスに稲Y(XR200)の2名。
また今回はE長(S田がお世話になっているバイク屋さんの店長)も一緒に出場です。 阪下のレースはなんと8年ぶりだとか。

 コースは模擬レースコース+モトクロスコースで一般的なレイアウト。3時間でも奥の林道を使いません。
植林したりといろいろあるみたいです。まぁ仕方ないですね、営業続行になっただけでもよかったとしましょう。

 梅雨が明けるかどうかの微妙なこの時期、天気が心配でしたが見事夏日のレースとなりました。
まず場所取りも兼ねて6時前ぐらいにS尾が現地着。
いつものミニモトコース横は、すでに場所を確保されていて空いておらず、更に奥の場所に陣取ります。
続いてE長が到着。思っていたより早く着いたとか。
準備をしていると、クラブオフのミニ食さんが挨拶に来てくれました。
少し遅れて稲Yが到着。前日晩に海外出張から帰ってきたということでなかなかハードな日程です。

−− 1H −−
 8時半から1時間のレースが開始。まずは練習走行ですが、私は体力温存の為走りませんでした。
暑さ対策としてキャメルバッグ(ウエストバッグタイプの小さいもの)とクールネック(首元を冷やしてくれるもの)を準備。はたして効果があるかどうか・・・。
スタートはルマン式。エンジンをかける時に台を使ってもいいということなので、バケツを置いておきました。
で、ここで痛恨のミス! 「全車一斉スタート」という指示が理解できず、前回同様にクラス別にスタートと勘違いしてしまい、スタートの合図で飛び出せませんでした。
すでにこの段階で暑さにやられていたのかもしれません。
少し出遅れたのが致命傷。ストレートエンドにあるガレ場セクションで大渋滞。
ここは無難に乗り越えて走り始めますが、結構体力を消費してしまっています。
その後順調に走り続けますが、やはり暑い!
30分を過ぎたあたりからペースを上げることもできず、スローペースで走ります。
そろそろキャメルバッグの出番かと思うがホースをうまく掴むことができずなかなか飲めません。
指先が攣り始めたのでスローダウンしてでも飲まないとと思い、なんとかホースを掴んで飲むことができました。
これで少しペースを戻し、スローペース中抜かれたバイクに追いついて抜かすことができたのですが、ラスト2周あたりでガレ場セクションで大渋滞にひっかかってしまいます。
数台が完全に道をふさいでしまっており、止まっているとわずかなラインをついて後ろから同クラスのマシン数台に抜かれてしまいました。
これではまずいということで無理やり間を割って進みますが、思うようにバイクが制御できず転倒
エンジンもすぐにかかり復帰は比較的早かったのですが、体力をここで使いきってしまったので残りはスローペースで走るしかありませんでした。
同クラスのトップ勢にラップされつつなんとかゴールできました。
順位を確認するとクラス13台中10位。総合では48台中34位。
もう少し上の順位が狙えていただけに少し悔しいですが、この暑さの中で完走できただけでも良かったとしましょう。
ミニ食さんが何位かと思ったら、なんと2周しか走っていない。何かあったのかと思ったら熱中症になりそうだったのでリタイアしたとか。バトルを楽しみにしていたのですが残念!。



ネックスタビライザーを初装着!


腰にはキャメルバッグ!



モトクロスコースはレイアウトが変わっています

細かいジャンプが減って走りやすくなったかも

前回苦労したタイトターンも無事クリア

ゴール!!!

 

−− 3H −−
 11時からは3時間のレースが開始。
E長と稲Yは同クラスなのでバトルに期待です。
スタートはヘルメットタッチ式。なぜ1時間レースとは違うんでしょうかねぇ。
E長は8年ぶりの阪下ということもあってスタートはゆっくり出ます。後ろから様子を見ながら走る作戦です。
しかし稲Yが途中のセクションでエンジンストール。その間にE長が逆転
1週目はE長がクラス2位あたりに付け、稲Yが4位あたりとなりました。その差30秒ぐらい。
その後順調に周回を重ねます。1時間経過時点でE長がクラス1位、稲Yがクラス2位をキープ。さすがに速いです。
しかしその差は3分ぐらいに広がっています。暑さで稲Yはなかなかペースが上がらないようです。
1時間半を経過した時点で稲Yピットイン。バケツで水を背中に流し込みます。暑さ対策で考えた作戦です。
E長の方もピット前で強制的に止めて水を流し込みます。
パンツまでびしょびしょになるぐらいの水の量なので、一気に冷却です。
主催者側も熱中症対策しないとやばいと思ったのか、チェックポイントを過ぎた処でライダーに水をかけるようになりました。
2時間経過時点で順位に変化はありません。少しE長が差を広げています。
稲Yのマシンはクラッチが滑り始める症状が出始め、追い上げは厳しくなってきました。
しかし3位のマシンとの差もそれほどないので油断できません。
終盤にさしかかりE長が3位のマシンもラップします。稲Yをも追いつきそうな勢いです。
そのまま3時間経過。無事ゴールを迎えます。E長が1位、稲Yが2位とワンツーフィニッシュでした。
総合では14位、15位でした。

→稲Yさんの2位は残念ながら賞典外となってしまいました。第1戦で同クラスで優勝していた為、エントリーが本来は出来なかったためです。


スタート!

様子を見ながらのスタート

仮装の女子高生ランデブー走行
これには負けたくない(笑)

暑い〜!!

背中に水を入れてもらってすっきり!?


独走態勢に!!

 

結果、ワンツーフィニッシュ!



 ※今回サポートとしてN田、T原の2名に来ていただきました。ありがとうございました。


(記:S尾)