2008/4/6
カワサキ New KLX250 & KLX110 試乗会レポート
カワサキ主催のNEW KLX250 コース試乗会に行ってきました。
メーカーの方曰く、日本で最も早いモトクロスコース試乗会だとか。
パッと見、やはり新型だけあって、おお!と思います。
WR-Rも前評判は重いだのカッコがヘンだの言われていたにもかかわらず、抜群の性能。
もしかしたらKLXも・・・とちょいと期待しながらのコース試乗会。
トレールタイヤ付きが1台、残り2台・・・3台だったかな?はモトクロスタイヤ付き。
でも、リヤが100/100。
細いのが良くないと言う気は無いけど、何となく言いたいことが分かるような・・・w。
で、乗った感じ。
2周しか乗れないのであれこれは出来ません。
走るのも楽しみたいし。
■コース走行の利便性
リヤの保安部品は簡単に外せるのかな?
でも、リヤフェンダーの黒い所は残すのね。
サイドスタンドはボルトオンではなく、こりゃまた不便です。
チェーンはスネイルカムではなくボルトで引くタイプ。
微調整が出来て便利かな?
■ノッキング性能
慣らしをしてあるのかどうかはよく分かりませんが、とりあえず低速でギヤを上げた場合、FIがどこまで付いてくるか試したところ、見事にストールしてくれました。
キャブと大差ありません。
■加速感
得にありません。
普通にすーっと走っていく感じ。
ここんとこ乗ったのがKTMとかWR-Fなんかだから比較するのはチトかわいそう。
車重は得に感じませんでした。
■サス
柔らかいです。
林道トコトコツーリングには乗り味も含めて楽かもしれません。
坂内24耐のような耐久で延々走るには良いかもしれません。
■ジャンプ
そう大して飛んだ訳じゃないんですが、フロントが腰砕け。
おそらく減衰等は標準設定かと思いますが、同じカワサキのガシャン でも、従来のKDXとかとは異なりジャンプはちょっと遠慮したくなる感じがしました。
■極めつけ
着地直後、そして下りギャップ後の左120度コーナーでエンジンストール。
FI、大丈夫なのか?(私の乗った車両だけかもしれませんが)
■総論
林道ツーリングや町中で使うには良いかもしれません。
ただ、コースを攻めるには、結構いじらないと苦しいでしょう。
そもそもターゲットを前者として価格を抑えているのですから仕方ないかもしれませんが、個人的にはWR-Rと真っ向勝負するマシンを作って欲しかったですね。
KX-F作れるんだから、その気になれば出来るんじゃない?
−おまけ−
KLX110も試乗出来ました。
アクセルのストッパーを外すとそこそこパワーが出るので面白いです。
ただ、CRF150ほどの出力はありません。
というわけで、KLXの試乗は2周ほどで、残りはKLX110に子供を乗せてずっとレクチャーしてました。
本来であれば、50ccのミニモトが最初のバイクになるんでしょうが、彼の場合は110ccが初バイク。
足が届かず、左の写真の直後、見事に転けました。(笑)
カワサキのスタッフの方は感じが良く、とても楽しむことは出来ましたが、せっかくの機会、なぜアンケートをとったりしないのか、カワサキのマーケティングにちょっと疑問があったりもするのでした。